メガローバーVer.3.0
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メガローバーVer.3.0は、研究開発用途に適した大型の並行二輪ロボットです。
最高速度は1.6m/s、最大積載重量は40kgあり、自律移動の研究や、センサの試験のための手軽な足回りなど、多様な用途でお使いいただいています。
特徴
- インホイールモーターを採用した静音構造
- メガローバーVer2.1と比較し、弊社実験値にて約20dB(可聴域において)の動作音低減効果が得られています。台車ロボットに搭載する機器において音声認識や音声発話を実行する際などに活用できます。
- 高いカスタマイズ性
- 制御基板はArduino互換であり、rosserialを使用して通信を行っているため、ローバーとROSとの通信内容等を自由にカスタマイズすることができます。
- 本体のフレームはアルミ製となっており、構造物の積載など、追加工を容易に行うことができます。
- 豊富なオプション
- LRFや拡張機器用の電源基板、非常停止スイッチ、ROSインストール済みPCなど、豊富なオプションを選択可能です。
- 充実したマニュアル
- ROSのセットアップ方法から、navigationを使用した自律走行まで解説したマニュアルが付属します。初めての方でも安心してお使いいただけます。
- 大型鉛バッテリーを使用
- 安全性に優れた大型の密閉型鉛バッテリーを使用することで、連続30時間の走行(無積載, 0.3m/sの定常走行)を実現している他、牽引性能も向上しています。
- ROS対応3Dシミュレーターモデルで仮想的に動作させることが可能
- 「Gazebo」に対応したモデルファイルの用意があり、Gazebo上で仮想的にメガローバーを動作させることが可能です。これにより、ROSプログラムの動作確認や検証をメガローバーの実機がなくとも実行できるほか、大型台車ロボットを実際に動作させる前にシミュレーター上で安全確認を行いたいといった用途にも活用できます。
メディア
GitHubリポジトリ
- ROSサンプルパッケージ
- メガローバーモデルのROSパッケージ