概要
STDRシミュレータは分散型・サーバ-クライアントベースのアーキテクチャを実装しています. それぞれのノードが異なるマシンで実行可能でROSのインタフェースを用いて通信することができます. STDRシミュレータは, 可視化の目的以外にも様々な用途に向けて, QTで開発されたGUIを提供しています. GUIは, シミュレータの実行に必須ではなく, その機能性はパッケージとともに提供されるコマンドラインのツールにより処理される.
STDRシミュレータのアーキテクチャ
STDRシミュレータで利用可能なパッケージ:
stdr_server: STDRシミュレータの同期と強調の機能性を実装します.
stdr_robot: ロボット, センサ実装をロードするstdr_serverのノードレットを用いて, それらを提供します.
stdr_parser: yamlとxmlの記述ファイルをパースする, STDRシミュレータのライブラリを提供します.
stdr_gui: STDRシミュレータ内の可視化を目的としたQt中のGUIです.
stdr_msgs: STDRシミュレータで用いるメッセージ, サービス, アクションを提供します.
stdr_launchers: 簡単にサーバ, ロボット, GUIを起動するためのlaunchファイルです.
stdr_resources: STDRシミュレータ用のロボットとセンサの記述ファイルを提供します.
stdr_samples: STDRシミュレータの機能性をデモするサンプルコードを提供します.
STDRシミュレータのアーキテクチャに関する概要が以下の図に表されています:
チュートリアル
- STDRシミュレータの実行
- STDR-GUIの使用
- STDRシミュレータとその他のパッケージ
バグの報告(English)
Use GitHub to report bugs or submit feature requests. [View active issues]
Jump on google group for discussion.
動作することを想定していて, 動作しないもの
- 衝突検知
- センサから障害物として感知される他のロボット
- センサのノイズ
- GUIのプロパティ
- RFIDアンテナ, ロボットの熱センサ・CO2センサ
- ロボットのバッテリ残量
- 力学モデル
これらの機能性は次回のリリースで提供することを目標としています.